Eno.418 セルシア

祈り/生命

-わたしあなたは生きていると言う意味を知らない。

--生かされていた、と言うのが正しいです。



私はこの感覚を知らない。

身を削り命を繋ぐ、この感覚が分からない。


-それでも本当に人間なの?

--否定はしません。ですが私は、そう在りたいとも思います。


痛みを知り、それに恐怖しながらも、

私に退くと言う選択肢はない。

それは死ぬことと同じだ。

-じゃあ、逃げないで向き合って?
あなたわたし課せられた罪救世主の血はとても重いの。

--……逃げるな、……あの日も同じ事を言われた気がします。