Eno.156 ネヌ・ブランショット

>Day1:PM-2

意識が飛んでいた。
多分、慣れない世界で動いたから疲れていて水を飲むことすら忘れていた。

意識が遠のいたのは夢だけでは済まなかったけれど。
誰かのしてくれた延命処置がなければ、私は今頃--

いや。
私は生きている。
でも矢張り私は間違っていたのかもしれない。
私の無理が起因して、他の人まで無茶をし始めた。
生命力だけは簡単に失ってはいけない。本当に。体力や水分とかと違って簡単には戻ってこないから。
……どうしよう、私の所為だ。


ネヌ
「……それに」




聞き違いでなければ、あの人の名前を。