Ino.100 ランゲルハンス島
みんな健康には気を付けなあかんよ
STATS
7人 / 人数
カジュアル / 難易度
ミディアム / 広さ
OVERVIEW
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
「……そう……だね……」
これは全員で乗らないと、への同意。
「あの鉄の筒は、大砲というんですか」
……こう。なににつかうかはわからないけれど。い、いさましい……?
「謎のテクノロジーが出てきたり本物の大砲を復活させたり、なんだかさっきから頭が追いつかないや。
すごいものたくさん見てるんだよ…
やっぱり全員で乗らないとね…仲間だもん。」
ハーブティーやフラワーティーに使用した野草のいくつか、こぼれた分を刻んで確認する。これを、彫り抜いてよく乾燥させた細枝の中に詰め、焚き火から失敬した小さな火を喰わせると
なんてことはない、慰み程度の煙草になる。
雨なら外でやる分にはよかろうと、話をする人々からそっと抜けて人心地。なんとも美味くはないが、草を噛むような甘口の紫煙を数度、ふあ、と口から昇らせた。
「なんと……凄まじい技術力だ。
当てのない船旅にならずに済むな。
まずはその鉄の船を目指そう。そうすれば、彼の者たちも我々に気付くであろう」
「勝手に進む、鉄の、船……!? 鉄が水に浮くんですか!?
……ええ、と。
法螺貝や銅鑼みたいなものを、絡繰で鳴らしているんですね」
「牧田さんも、ありがとうございます。静夢ちゃんも。ほんとうに。
幸せになってもらえるように、元の世界に帰るの。お手伝いしなきゃ、ですね」
「おそらくですが 船の汽笛・・・汽笛じゃ通じないか・・・」
「船同士や港との連絡に使う笛の音が僅かに聞こえているんです」
「私たちの世界でその機能がついた船は 打ち上げられてた帆船より進んだ・・・ 風がなくとも人が漕がずとも海を進む鉄の船、それがもう近くまで来ているはずなんです」
「……水没。
そう、でしたか。
ずっと、隠して、その上で、ご自身とみんなのために。
……ありがとうございます、王さま」
「――納得。納得を、わたしも。考えて、探したいと思います。
そのためにも、本は続けたいので、あの。
みなさん。船に乗ってからも、いろいろと。教えてください」
「……さよ。
最初に我々が辿り着いた際に見つけたメッセージにはこうあった。
『この島は数日ほどで水没する』と。
また、こうもあった。
『この島には7日間周期で船が訪れる"ことがある"』とも。
この島は今でこそ皆で築き上げた文明で楽園と化していよう。
だが何時滅びるかもわからぬ砂上の楼閣だ。
それに、助け舟が定刻通り都度訪れるともかぎらぬ。
第一、あのメッセージは確かなものなのか?
そんな曖昧なものに縋ったところで、裏切られぬ確証もない。
私が何故、率先して船を造り上げたのか。
それは僅かでも納得をするためだ。
例え海原に散ったとて、不確かな希望に裏切られるよりも余程いい。
……無論、そう易々と藻屑になるつもりはないが。
誰一人欠けることなく、皆の力を以てして、皆で脱出しよう。
そういった信念を込めて、昼夜問わず心血注いで造り上げたのだ。
故に牧田。
君にも乗船してもらいたい。
島に誰かを残すという選択肢は、私の中にはないのだ」